ED（勃起障害・勃起不全）のオンライン診療を受けられるおすすめクリニック！EDセルフチェック、診察の流れを掲載

「ED（勃起障害・勃起不全）なのでは？」と思ってもいきなり医療機関で治療を受けるのはハードルが高いと感じられるなら、まずはセルフチェックを。この記事では、簡単なセルフチェックやどの科で診療が受けられるのか、また足を運ばなくても薬が届くオンライン診療のメリットとデメリット、治療の流れやおすすめのクリニックについてもご紹介します。実際にオンライン診療を受けられるクリニックを検討している方はチェックしてみてください。

EDとは勃起不全（勃起障害）のこと

中折れしてしまい持続しない、硬さが足りない、そもそも勃起しないなど、満足な性行為を行うのに十分な勃起ができない状態を「ED（勃起障害・勃起不全）」と呼びます。体調やストレス、普段飲んでいる薬の影響など一時的な要因が影響している可能性もあり、自分がEDなのかどうかははっきりしないという方も多いのではないでしょうか。

EDのセルフチェック

自分がEDなのか確かめたい方は、公開されているセルフチェックをしてみるとよいでしょう。診察を受けるべきかどうかの目安となります。一般的に使用されるのは「IIEF（国際勃起機能スコア）」です。まずはすぐに完結する全5問の「IIEF-5」で確認してみてください。

Q.	A.	配点
勃起を維持する自信はどれくらいありましたか？	非常に低い	1点
	低い	2点
	普通	3点
	高い	4点
	非常に高い	5点
性的刺激による勃起の場合、何度挿入可能な硬さになりましたか？	性的刺激一度も無し	0点
	全く無し又はほとんど無し	1点
	たまに（半分をかなり下回る回数）	2点
	時々（半分くらい）	3点
	おおかた毎回（半分をかなり上回る回数）	4点
	毎回、又はほぼ毎回	5点
性交中、挿入後どのくらい勃起を維持できましたか？	性交の試み一度も無し	0点
	全く無し、又はほとんど無し	1点
	たまに（半分をかなり下回る回数）	2点
	時々（半分くらい）	3点
	おおかた毎回（半分をかなり上回る回数）	4点
	毎回又はほぼ毎回	5点
性交中に終了するまで、勃起を維持するのはどの程度困難でしたか？	性的刺激一度も無し	0点
	ほとんど困難	1点
	かなり困難	2点
	困難	3点
	やや困難	4点
	困難でない	5点
性交を試みた際、何回満足できましたか？	性交の試み一度も無し	0点
	全く無し、又はほとんど無し	1点
	たまに（半分をかなり下回る回数）	2点
	時々（半分くらい）	3点
	おおかた毎回（半分をかなり上回る回数）	4点
	毎回、又はほぼ毎回	5点

上記問診票の合計点数が21点以下の場合は、EDの可能性があります。ただし正確な診断をするには医師の診察が必要です。EDの原因には肥満や神経疾患、生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、うつ病の治療薬などが関係することもあります。背景となる身体の状態や病気に気付くために必要に応じて検査を行うこともありますので、まずは適切な診断を受けましょう。

参考：帝京大学医学部泌尿器科アンドロロジー診療「勃起障害（Erectile dysfunction）の診断」

EDのオンライン診療とは？

ここからはオンライン診療や投薬がどのように行われるか、治療の流れを具体的にご紹介します。

電話やビデオ通話で医師の診察を受ける

オンライン診療では、電話や、スマートフォン・PC・タブレットのビデオ通話アプリなどを使って医師による診断が行われます。予約から初診から投薬、決済に至るまで一度も通院する必要がありません。待ち時間もなく診療時間も幅広いので、スキマ時間に受診できて受診しやすいのが魅力です。

治療薬は郵送で受け取り

また薬も処方されるので、薬局で説明を受けなくても自宅などの好きな場所へ郵送してもらえます。支払いまですべてオンラインで完結できるので、デリケートな話題を薬局で聞かれることもなく、待合室での院内感染のリスクも避けられます。薬は最短で当日届くクリニックもあります。

料金は薬代のみのクリニックが多い

EDの治療は保険が適用されない自由診療のため、オンライン診療でも診察代はかかりません。料金は薬代と郵送費のみで、薬の処方がない場合は診察代がかかるシステムとなっているクリニックが一般的です。

参考：厚生労働省「オンライン診療について」

オンラインでEDの治療を受けるメリット・デメリット

ここからは、実際にオンラインでEDの治療を受けようか検討する際に気になるメリットとデメリットについて解説します。

メリット

通院の必要がない

オンライン診療のメリット一つ目は、通院の必要がないことです。

遠方のクリニックを選ぶとどうしても移動時間や交通費がかかり、診察前や会計、薬局とそれぞれに待ち時間が発生します。オンライン診療ならそういった余分な時間やストレスがかからず、忙しい人でも気軽に受診できます。

また院内感染や二次感染のリスクもないので衛生面でも安心です。

人に見られる心配がない

オンライン診療のメリット二つ目は、人に見られる心配がないことです。

EDの不安や悩みは非常にデリケートな問題。オンライン診療なら初診から自宅で医師に相談できて薬も手元に郵送されますので、薬局で誰かに聞かれる心配もなく、知り合いなどに見られることもありません。

中には予約から会計に至るまでをオンラインで完結するだけでなく、診察もビデオ通話でなく顔が見えない電話のみで行っているクリニックもあります。「悩みや不安があるけれど恥ずかしさから問題を先送りしてしまっている」という人は、素直に相談しやすい形で原因を明確にし、一日も早く適切な治療をスタートできれば、気持ちが軽くなるはずです。

デメリット

アプリを入れなければならない場合がある

オンライン診療のデメリットとしては、専用アプリのインストールが必要なクリニックもあるという点です。IT機器に慣れていない人には不便だと感じられるかもしれません。また通信環境によっては余分な初期費用のかかる可能性もあるでしょう。

またクリニックによってはクレジットカード決済のみの対応となっている所もあります。クレジットカードを持っていない場合や、明細に履歴を残したくない場合は注意しましょう。

治療は薬の処方のみ

オンライン診療のもう一つのデメリットは、治療法が薬の処方のみに限定されることです。

EDの原因は一人ひとり違っているため臨床検査や触診が必要なケースもあり、その場合はクリニックへ足を運ぶ必要があります。オンラインでの問診だけでは診断が難しい場合や専門外来で受診する場合は、詳細な検査を実施した上で治療方針が立てられますので、実際に投薬される段階になってからオンライン診療に切り替えることになります。

参考：厚生労働省「オンライン診療について　国民・患者の皆様へ」

オンライン診療の流れ

それでもデリケートな悩みを相談するのにいきなり通院するのはハードルが高い…と思われる方には、対面診療の前にまずはオンライン診療を受診することをおすすめします。ここからは予約方法や診察で質問される内容、支払方法や薬の受け取りまでの流れを詳しく見ていきましょう。

予約

まずは電話・アプリ・WEBそれぞれの予約方法の流れからご紹介します。

電話で予約する場合は診療時間内に連絡し、当日空きのある場合にはその時間の予約を取ることができます。予約時間前後になるとクリニックから電話がかかってきます。

LINEを使用する場合は、アプリがインストールされている状態でクリニック公式サイトから「ともだち追加」し、受診科目や希望日時を選択して配送先などの必要情報を入力すれば、登録したメールに問診票が送られてきます。

クリニック公式サイトの予約フォームからWEB予約する場合も同様に、会員登録を済ませると問診票が送られてきます。問診票は診察当日までに記入しておくと診療時間が短縮されてスムーズです。

診療

診療で問診される内容は主に次の5つです。

事前のセルフチェックで確認できる内容のほか、心理テストや既往症について約10分程度ヒアリングされます。

EDの背景に生活習慣病や前立腺肥大症、がんといった病気が関係している疑いのある場合は、尿検査や血液検査、ホルモン検査などが必要になる場合もあります。また常用している薬との兼ね合いで投薬できない場合、医療器具の使用や注射療法が必要となります。

支払い

オンライン診療の場合、薬が処方されれば診察料などは必要なく費用が抑えられる代わりに、薬代＋配送料が別途必要となります。クリニックによってはシステム利用料が必要になるケースもあります。薬を受け取らない場合は診察料が発生します。

支払方法は現金、銀行振込、クレジットカード、コンビニ決済、代金引換、後払いシステムなどクリニックによって指定がありますので、事前に確認しておきましょう。

薬の受け取り

薬は基本的に自宅のポストに配送されますが、郵便局留めやコンビニ受け取りを指定できるクリニックもあります。決済後は最短当日～3日程度で配送されます。一般的にプライバシーに配慮して中身が分からない形で梱包されます。

参考：厚生労働省「オンライン診療について　国民・患者の皆様へ」

EDのオンライン診療が受けられるおすすめクリニック4選

いざオンラインで受診しようとなった際に気になるのが、どのクリニックにすればよいのかという点です。クリニックを選ぶ際は送料や薬代などの費用の安さや薬の到着時期の早さ、取り扱っている薬の種類（国内承認薬か）、診療日時の都合、対応する医師の性別など、自分に合うポイントを重視して決めるとよいでしょう。

最も利用されている薬の種類はバイアグラですが、持続時間を求める場合は食事や飲酒の影響を受けにくいシアリス、即効性を求める場合は水に溶けやすいレビトラなど、服用したいシーンによって種類が選べます。負担感なく継続して治療するため費用を安く抑えたい場合は、ジェネリック（後発薬）や海外製品を取り扱っているクリニックを選びましょう。

ここからはオンライン診療を行っているおすすめのクリニックを４つご紹介します。

e-lifeクリニック

国内承認のバイアグラ後発薬を送料無料で配送！

診療時間が幅広く休診日もないため、忙しい人でも受診しやすいe-lifeクリニック。医療機関のみで処方される国内承認薬での治療を、継続しやすいリーズナブルな料金で受けられます。薬は最短翌日に自宅に届き、配送料も無料。バイアグラは同成分のジェネリック（後発薬）で処方されるため安価で、ED治療薬と早漏防止薬の飲み比べセットプランも用意されています。

定期便を使用する場合は、再診までの6カ月間であれば、前回決済日から指定の日数が経つと自動で決済が行われ、お薬が配送されるシステム。飲み忘れを防げて便利です。

診療方法	電話・ビデオ通話・テキスト
予約方法	LINE・WEB
診察代	無料
薬の値段	■バイアグラ後発薬 シルデナフィル50mg 1錠あたり747円～ ■シアリス後発薬 タダラフィル20mg 1錠あたり1,067円～ ■レビトラ後発薬 バルデナフィル 50mg 1錠あたり800円～ ポゼット（早漏防止薬）30mg 1錠あたり290円～
送料	無料
決済方法	クレジットカード （VISA・MASTER・JCB・アメックス・ダイナース） ※まとめセット5万円以上のみ銀行振込・コンビニ決済可
診療時間	7:00～22:00

イースト駅前クリニック

診察は男性医師のみ！全国37院の大手クリニック

イースト駅前クリニックは全国に37院あり、診察を行うのはすべて男性医師のみです。薬は最寄りの院から最短当日発送してくれます。手元に早くほしいという人にもおすすめ。薬はジェネリックを含めすべて国内正規品のみ取扱いです。初診時限定ですが、バイアグラジェネリック25mgの価格が1錠440円と安く手に入るのでお得です。

支払は現金またはカード決済での代引きに対応しています。クリニック専用アプリを使えば事前クレジットカード決済にできるので、宅配ボックスへ配送してもらうこともできます。送り主の名前を知られたくない場合は、希望すれば院長の個人名に変更できるので安心です。

診療方法	ビデオ通話
予約方法	電話・クリニック専用アプリ
診察代	無料（処方がない場合は3,300円）
薬の値段	バイアグラ　25mg 1錠あたり1,300円 バイアグラ　50mg 1錠あたり1,500円 バイアグラOD25mg：800円 バイアグラOD50mg：1,000円 ■バイアグラ後発薬 シルデナフィル25mg 1錠あたり440円（初診時のみ） シルデナフィル25mg 1錠あたり550円（再診時） シルデナフィル50mg 1錠あたり900円 シアリス10mg 1錠あたり1,500円 シアリス20mg 1錠あたり1,600円 ■シアリス後発薬 タダラフィル10mg 1錠あたり1,350円 タダラフィル20mg 1錠あたり1,400円 ■レビトラ後発薬 バルデナフィル10mg 1錠あたり1,500円 バルデナフィル20mg 1錠あたり1,600円 ■その他治療法モアノヴァ（医療機器による衝撃波ED治療） 　初回：診察＋照射　45,100円ビガー（陰圧式勃起補助具） 　初回：ビガー＋ローション　66,000円
送料	1,100円（初診の場合1万円以上で送料無料）
決済方法	代金引換（現金・カード決済） 専用アプリ（事前クレジット決済） ※VISA・JCB・UC・MASTER・アメックス・ディスカバー・ダイナース・UnionPay
診療時間	平日10:00～22:00 土日祝10:00～18:00 ※受付は終了30分前まで

DMMオンラインクリニック

早朝4時～深夜26時半まで診療！DMMポイントも使えてお得

大手企業のDMMが運営するDMMオンラインクリニックは、オンライン専門のクリニック。早朝から深夜まで診察無料で対応しています。国内製や海外製などさまざまな種類が一度に試せる「飲み比べプラン」も種類豊富に用意されているため、自分に合った薬が試せます。

薬は国内承認を受けた海外製のジェネリック薬を取り扱っているため低価格で続けやすく、支払いにDMMポイントが使えるのも、費用を抑える上で重要なポイント。

特別料金はかかりますが、東京23区・大阪市24区内であればバイク便での配送も可能なので、診察から最短3時間で受取可能と利便性の高さが魅力です。

診療方法	ビデオ電話
予約方法	WEB・専用アプリ
診察代	無料
薬の値段	■バイアグラ後発薬 国内製シルデナフィル25mg 1錠あたり356円～ 海外製シルデナフィル30mg 1錠あたり290円～ バイアグラODフィルム25mg704円～ バイアグラODフィルム50mg843円～ ■シアリス後発薬 国内製タダラフィル10mg 1錠あたり832円～ 海外製タダラフィル11mg 1錠あたり669円～ ■レビトラ後発薬 国内製バルデナフィル 10mg 1錠あたり1,137円～ 海外製バルデナフィル 11mg 1錠あたり942円～ ■ステンドラ後発薬 アバナ-1001錠あたり1,247円～ ================================= ■国内製ED薬お試し3種セット3,960円～ シルデナフィル錠25mg　2錠 バルデナフィル錠10mg　2錠 タダラフィル錠10mg　2錠 ■海外製ED薬お試し3種セット2,145円～ シルデナフィル錠30mg　2錠 バルデナフィル錠11mg　2錠 タダラフィル錠11mg　2錠 ■海外製ED薬お試し4種セット3,421円～ 上記3種に加えてアバナ-100　2錠
送料	550円（バイク便は1,500円～）
決済方法	クレジットカード（VISA・アメックス・JCB・ダイナース） デビットカード（MASTER以外） PayPay・DMMポイント
診療時間	4:00～26:30

クリニックフォア

電話診療OKで支払方法豊富！国内承認薬のみ取扱いで安心

クリニックフォアでは深夜24時まで電話での診察も受け付けています。診療代はかかりますが、診療後は薬剤の変更や容量の追加、その他医師の判断がない限りは薬を補充する形で追加配送ができるため、決済時期を分割することができます。また国内承認薬のみの取扱いなので安心。

一定期間同じ薬を飲む場合は、定期配送料が15％割引になります。2回目は20日後、3回目からは30日後に自動で決済されるため受診忘れを防ぐことができ、途中で休止することもできますよ。支払方法は薬の到着後にコンビニや銀行、LINE Payで支払いできるGMO後払いも利用可能です。

診療方法	電話・ビデオ通話
予約方法	WEB
診察代	診察料1,650円（1年以内の再診の場合無料）
薬の値段	バイアグラ50mg　1錠あたり1,465円～ バイアグラODフィルム50mg 1錠あたり871円～ ■バイアグラ後発薬 シルデナフィル 　25mg 1錠あたり376円～ 　50mg 1錠あたり772円～ ■レビトラ後発薬 バルデナフィル 　10mg 1錠あたり1,247円～ 　20mg 1錠あたり1,327円～ ■シアリス後発薬 タダラフィル 　10mg 1錠あたり871円～ 　20mg 1錠あたり1,069円～ ■トライアルセット　4,980円 シルデナフィル25mg　2錠 バルデナフィル10mg　2錠 タダラフィル10mg　2錠 ■トライアルセットEX　6,280円 シルデナフィル50mg　2錠 バルデナフィル20mg　2錠 タダラフィル20mg　2錠
送料	550円
決済方法	クレジットカード（VISA・MASTER・JCB・アメックス） デビットカード（VISA・MASTER・JCB） GMO後払い（手数料330円） 代金引換（手数料550円） Amazon pay（クレジットカード払いのみ）
診療時間	7:00～24:00

提供：クリニックフォア

まとめ｜ED治療にはオンライン診療を利用できる

今回はオンライン診療を行っているおすすめクリニックの特徴と費用を比較してご紹介しました。ED治療はできるだけ人と顔を合わせずに行いたいもの。忙しいと通うのを忘れて薬が切れてしまったり、診療時間内に通院できなかったりと治療の第一歩を踏み出すハードルが高い…なんてこともあるのでは。

オンライン診療ならビデオ通話でなく、顔の見えない電話に対応しているクリニックもあるので気軽に予約を取ることができ、費用も抑えられるので安心です。料金は一般的に薬代と送料のみに発生し、定期配送を利用すれば費用を安く抑えられます。

ストレスなく治療を継続できるように、診療時間や薬の種類、支払方法など、一人ひとりのライフスタイルに合ったクリニック選びの参考にしてください。

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