からだに発疹・発熱

2022.10.31

からだに発疹・発熱

記事監修 宮島 賢也 医師

・からだに発疹ができた
・発熱やダルさ、下痢など体調が悪い

このような症状がある場合は、梅毒、HIV(エイズ)に感染している可能性があります。
からだに発疹ができる、発熱やダルさなどの体調不良は、梅毒とHIVに共通する症状です。

梅毒とは

近年、急激に増えている性病。
とくに東京都は感染者数が多いです。

リンパ節の腫れや全身の発疹、発熱などの症状が出ますが、すべて自然に消滅。
そのあと無症状のまま潜伏期間が続き、4年から10年経つと皮膚や筋肉に腫瘍ができ、血管や神経、脳が侵されて運動機能や記憶力が低下。
治療を受けなければ死に至ることもあります。

HIV/エイズとは

感染してから3週間から2ヵ月までの間に発熱、のどの痛み、筋肉痛といった風邪のような症状が出ます。
この時に皮膚に発疹が出ることが多く、風邪やインフルエンザとは違うということがわかります。

HIVを治療せずに放置していると、体内で増殖を繰り返しているHIVにより、徐々に免疫細胞が壊されていきます。
そして、免疫細胞がある程度まで減少すると、全身のダルさ、体重の減少、疲労感、発熱などに襲われます。

そのあとに、健康な人間なら感染しないような、どこにでもいる菌やカビに感染して肺炎を起こしたり、脳の細胞が侵されて認知症や記憶喪失を起こしたり、やがて悪性リンパ腫、全身に皮膚がんを生じるなどして死に至ります。

感染者の傾向

梅毒は、その感染力の強さが特徴で、1回の性的接触で感染する確率は20~30%。
さらにキスやコップの使い回しでも感染します。
20代の風俗で働く女性に感染者が多いことから、風俗での感染確率が高いといえます。

HIVは、ほかの性病と比べると感染力が強くないので、1回のセックスやアナルセックスで感染する確率は高くても1%。
感染者は、数年前まではアナルセックスをするゲイの男性が大部分でしたが、近年は風俗で働く女性や一般の女性にも広がっているので、感染する機会は増えています。

放置するとどうなる

放置すると、梅毒、HIVともに死を招きます。
どちらも無症状の潜伏期間が続くので、気づいたときには治療が難しくなっているというケースもあります。

早いうちに治療を始めれば、梅毒の場合は完治、HIVの場合も完治はしないまでも、周りに知られることなく治療することができます。

まずは検査から

受付

クリニックにお越しいただきましたら、まず簡単な問診票の記入をお願いします。
匿名での記入でOKです。

問診

基本的には問診のみでどの検査が必要かは判断できます。
患部を見せていただく必要はありません。

検査

梅毒・HIVともに採血による検査を行います。
検査機器や周辺器具は毎回新しいものを使っています。

検査結果

梅毒・HIVともに15~20分で結果がわかります。

梅毒が陽性だった場合は精密検査に進んでいただき、感染が確認されましたら抗生剤を処方いたします。
HIVが陽性の場合は、HIV拠点病院をご紹介します。紹介状の発行は無料です。

検査料金(自由診療)

梅毒

思い当たる行為から6週間以上経ってからお越しください。

  • 検査料金…2,200円(税込)

HIV

思い当たる行為から4週間以上経ってからお越しください。

  • 検査料金…5,500円(税込)
宮島 賢也
GOETHEメンズクリニック八重洲院 院長
性感染症は、専門の医師に診察してもらうことが大切です。これからも患者さんから、『ありがとう』『助かったよ』と言ってもらえるような診療を続けていけるよう研鑽してまいります。お気軽にご相談ください。