「淋病かもしれない」と思ったら|治療期間や症状、受診の流れを徹底解説
2025.3.19
淋病(淋菌感染症)が疑われる症状を感じたら、医療機関での速やかな検査・治療が重要です。この記事では、淋病の主な症状や感染経路、検査方法などの知識を解説しています。淋病が疑われる症状や、思い当たる行為があり、不安に感じている方は参考にしてください。
淋病(淋菌感染症)は、男性の場合、排尿時に強い痛みが出たり、尿道から大量の膿が出たりするなど、重い症状が現れます。また、女性も治療をせずに放置しておくと、子宮外妊娠や不妊症の原因にもなりかねません。そのため、淋病が疑われる症状があれば、医療機関での速やかな検査・治療が大切です。
淋病は、適切な検査と治療により完治できる病気です。検査で早期発見、早期治療ができれば、重症化や感染拡大を防ぐこともできます。
淋病とは

淋病は、性行為(セックスだけではなくオーラルセックスやキス)を主な感染経路とする性病です。感染部位は性器が最も多いとされています。また、咽頭に感染する「咽頭淋病」も昨今は増加傾向にあります。背景には、AV動画や性風俗店が一般化したことにより、オーラルセックスに対する抵抗が少なくなったことが挙げられます。さらに、感染予防をせずに性交渉をする風潮が高まったことも、淋病が増加した一因です。
■参考文献:淋病(恩賜財団 済生会)
淋病の治療期間

淋病の治療期間は 症状の進行度や治療方法によって異なります。感染が初期段階であれば、1回の注射や点滴で治療が完了するケースがほとんどです。しかし、症状が進行している場合や、他の性感染症(STI)と同時感染しているケースでは、追加の治療が必要になることもあります。
最短1回の治療で完治するケースが多い
淋病の一般的な治療方法は、抗生物質の投与が基本です。
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筋肉注射(ロセフィン・トロビシン)
- 腰や腕の筋肉に抗生物質を直接注射します。1回の注射で効果が期待でき、約30分後には血液中に薬が行き渡り治療が始まります。 痛みは一瞬で、治療後すぐに日常生活に戻ることが可能です。症状が軽い場合や早期の感染では、一般的にこの方法が選ばれます。
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点滴治療(30分程度)
- 点滴によって抗生物質を静脈に直接投与する方法です。点滴の時間は30分ほどで、その場で治療が行えます。 点滴は即効性が高く、感染が広がる前に治療できるのがメリットです。症状が重い場合や耐性菌が疑われる場合に推奨される方法です。
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内服治療(7日間の抗生物質)
- 服用する抗生物質を7日間継続して飲む治療法です。注射や点滴に比べて時間はかかるものの、効果が持続しやすく、軽症の場合や注射が苦手な方に向いています。 ただし、途中で服用をやめると菌が生き残る可能性があるため、医師の指示に従いしっかり服用することが重要です。
放置すると病気のリスクが高まる

前立腺や精巣に炎症が広がり不妊症の原因になる
淋病が精巣や前立腺に感染すると、炎症を引き起こし、精子の産生や運搬に影響を与えることがあります。重症化すると不妊症のリスクが高まり、治療が難しくなることもあります。
自然治癒しないため、治療が遅れると症状が悪化
淋病は放置して自然に治ることはありません。むしろ、放置することで菌が増殖し、排尿時の痛みや膿の分泌がひどくなる可能性があるので、病院で適切な治療を受けることが重要です。
クラミジアと併発している場合が多い
淋病に感染するとクラミジアも同時感染しているケースが多くみられます。クラミジアは症状が軽いため気づきにくいのですが、放置すると 尿道炎や骨盤内炎症を引き起こし、治療が長引く原因になってしまいます。
パートナーへ感染させるリスク
女性は淋病に感染しても症状がほとんど現れないことがあり、知らぬ間に感染が広がるケースが多いです。自覚症状がないため、性行為を通じて知らないうちにパートナーへ感染させてしまうリスクがあります。
免疫がつかないため、何度でも感染する
淋病の治療を受けて完治しても免疫はつかず、何度でも感染する可能性があります。コンドームの使用などで、しっかりと予防することが大切です。
■参考文献:クラミジア感染症とその他の非淋菌感染症(MSDマニュアル)
淋病とクラミジアの症状や治療の違い


淋病は排尿時の強い痛みや膿が出るのが特徴
感染後、数日以内に排尿時の激しい痛みや黄白色の膿が出ることが多いです。症状がはっきりしているため、早期に気づくケースがほとんどです。治療は主に注射や点滴で、1回の投与で改善することが多いといえます。
クラミジアは無症状のことが多く、気づかれにくい
クラミジアに感染しても、あまり自覚症状がないため、気づかずに放置するケースが多くみられます。しかし、放置すると尿道炎や精巣の炎症を引き起こすことがあるため早期発見・早期治療がポイント。治療は抗生物質の内服(7日間)が主流です。
どちらの病気かわからない場合は?
性感染症は自己判断が難しく、症状が軽くても知らぬ間に感染が広がる可能性があります。そのため、排尿時の違和感や膿が出たら、できるだけ早く検査を受けることが重要です。
■参考文献:クラミジア感染症とその他の非淋菌感染症(MSDマニュアル)
よくあるご質問

淋病の治療や検査について、多い質問をまとめました。受診前の不安を解消し、スムーズに治療を進めるための参考にしてください。
治療中に気をつけることは?
淋病の治療期間中は、アルコールの摂取を控え、処方された抗生物質を最後まで服用することが大切です。また、症状が改善するまで性行為を控えることで、パートナーへの感染を防げます。
性行為はいつから再開できる?
治療後、症状が完全になくなり、医師が完治を確認するまでは性行為を控えることが推奨されています。治療後1〜2週間の再検査で陰性が確認されてから再開するのが安全といえます。
市販薬で治せる?
淋病は市販の薬では完治しません。医療機関で適切な抗生物質を処方してもらい、確実に治療を行う必要があります。市販薬の服用は、症状の悪化や耐性菌の発生を引き起こす可能性があるため、自己判断はやめましょう。
治療後に再発することはある?
淋病は一度感染しても免疫がつかないため、何度でも感染する可能性があります。そのため、パートナーと同時に治療を受ける、性行為の際にはコンドームの使用が再発防止のポイントです。
再検査は必要?
治療後1〜2週間後に再検査を行い、完全に治ったのか確認することが推奨されています。特に症状が長引いた場合や、パートナーとの関係性が継続している場合は、不安を解消するためにも再検査を受けましょう。
検査費用
淋病(淋菌感染症)の検査料金は、概ね4,000~7,000円程度(自由診療)の価格帯が相場となります。
当院でも「来院診療」「オンライン診療」ともに対応可能ですので、気になる症状がありましたらご検討ください。
不安を解消するために、まずは病院で検査を!

淋病は早期に治療することで、症状の悪化を防ぎ、完治できる病気です。一方で放置していると、さまざまなリスクが生じてしまいます。自然治癒する確率も低いため、少しでも異変を感じたら、すぐに病院を受診して早めに治療を始めることが大切です。
GOETHE MEN’S CLINICは男性専用の性感染症医院です。
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- 宮島 賢也
- GOETHEメンズクリニック八重洲院 院長
- 性感染症は、専門の医師に診察してもらうことが大切です。これからも患者さんから、『ありがとう』『助かったよ』と言ってもらえるような診療を続けていけるよう研鑽してまいります。お気軽にご相談ください。
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記事監修者
院長 宮島 賢也 Kenya Miyajima 「患者さんに不安を感じさせない医療」をモットーに、日々診療にあたっています。性病は必ずしも症状が現れるとは限らず、不安を感じている方も多いと思います。少しでも皆さまの不安を軽くできるよう、丁寧な診察と分かりやすい説明を心がけています。安心してご相談ください。
【経歴】
1999年 防衛医科大学校 卒業
2007年 栄養療法クリニック 就任
2009年 自律神経免疫療法クリニック 就任
2016年 心療内科クリニック 就任
2023年 ゲーテメンズクリニック八重洲院 院長 就任
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