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尿道が痛い、かゆい、
膿が出る
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- 性器クラミジア感染症
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- 潜伏期間
- 1週間~3週間 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
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尿道に違和感やかゆみ
自覚症状がない場合も多い
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
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- 淋病(淋菌性尿道炎)
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- 潜伏期間
- 2日~2週間 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
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排尿時に強い痛み
自覚症状がない場合も多い
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
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- トリコモナス
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- 潜伏期間
- 1週間~2週間 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
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尿道に違和感やかゆみ
自覚症状がない場合も多い
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
性器にイボ、水ぶくれ、
白いカス
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- 尖圭コンジローマ
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- 潜伏期間
- 1ヶ月~6ヶ月 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
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尿道に違和感やかゆみ
自覚症状がない場合も多い
- 診療方法
- 来院診療のみ
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- 性器ヘルペス
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- 潜伏期間
- 2日~数ヶ月 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
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排尿時に強い痛み
自覚症状がない場合も多い
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
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- 亀頭包皮炎
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- 潜伏期間
- 1日~1週間 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
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尿道に違和感やかゆみ
自覚症状がない場合も多い
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
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- カンジダ
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- 潜伏期間
- 長い(数年後の場合もある) (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
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排尿時に強い痛み
自覚症状がない場合も多い
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
のどの痛みや咳、
違和感
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- 咽頭クラミジア感染症
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- 潜伏期間
- 2日~2週間 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
- 無症状/咽頭痛/違和感
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
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- 淋病(淋菌性咽頭炎)
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- 潜伏期間
- 1週間~3週間 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
- 無症状/咽頭痛/違和感
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
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- マイコプラズマ
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- 潜伏期間
- 1週間~1ヶ月 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
- 無症状/咽頭痛/違和感
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
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- ウレアプラズマ
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- 潜伏期間
- 1週間~1ヶ月 (感染機会から発症までの期間)
- 主な症状
- 無症状/咽頭痛/違和感
- 診療方法
- オンライン診療/来院診療
原因や予防法について
- 性病(STD)とは
- 性病は、性行為によって人から人へ感染する病気のこと。最近ではSTD [Sexually(性行為で)Transmitted(うつる)Diseases(病気)]、またはSTI [Sexually Transmitted Infections(感染症)]という呼ばれ方も一般的になっています。
- 性病とSTD(性感染症)の違い
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性病、STDは同じような意味合いで使われますが、本来の定義は異なります。性病というのは、1948年公布の性病予防法にある梅毒、淋病、軟性下疳、鼠径リンパ肉芽腫症の4つのこと。ただ近年は、セックスの多様化でいわゆる性病以外の病気が増えたため、性行為やその類似行為でうつる病気全般を指してSTDと呼ぶようになりました。ちなみに、性行為で病原体に感染しても必ずしも発症するわけではないことから生まれた呼び名がSTIです。
まとめると、狭義の意味での性病とは法律で規定された4疾病を指し、STDは性病の4疾病のほか、性行為を介して感染する病気全般を含んだ名称ということになります。
- 性病の原因・感染経路
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性行為により体内に病原体が侵入することで起こるのが性病。この病原体を生態で見ると細菌、真菌(カビ)、ウイルス、原虫に分けられます。例を挙げると、細菌にはクラミジアの原因となるクラミジア・トラコマチス、淋病の原因となる淋菌など、真菌(カビ)ではカンジダの原因となるカンジダ菌、ウイルスではヘルペスの原因となる単純ヘルペスウイルス、原虫ではトリコモナスを引き起こすトリコモナス原虫などがあります。
性病の病原体には、単独では生きられず、人の身体に依存するものが多くあります。こういった病原体の場合、人の身体から離れることで感染力が落ち、死滅していきます。そのため、人と人との粘膜や皮膚が直接接触する性行為やその類似行為が感染経路になるわけです。
- 性病の治療方法
- 症状が消えたからといって病原体が体内から排除できたわけではありません。水面下で症状が進行し、気付かずに悪化させてしまうケースも少なくありません。例外として、ヘルペスは時間が経てば症状は自然に治ります。ただしこれも、ウイルスを体内から排除することは難しく、再発のリスクと常に隣り合わせになります。
- 性病の予防方法
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基本の予防方法は、コンドームを使用すること。精液や膣分泌液などの体液に病原体がいることが多いため、かなりの確率で感染を防ぐことができます。ただし、コンドームで覆える部分以外に病変がある場合は防げないため、100%ではありません。また、パートナーはできるだけ限定した方が予防しやすくなります。
感染してしまった場合、自分とパートナーの間で感染を繰り返さないよう(ピンポン感染)、パートナーと一緒に治療すること、病原体を確実に排除するために、治療を最後まで続けることが大切です。